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住宅ローン業務行程に関して

ローン受付から実行後の管理までの一連め業務行程においてお客さま向け営業力強化、事務効率化によるコスト削減、事務処理リスクの軽減という3つのテーマに対応していくためには、住宅ローンの本部集中化がポイントになります。お客さまを見つけ出し、お客さま向けにセールス活動を行うまでの「申込受付事前対応」に関しては、営業店やその他のお客さま接点(インターネットや電話、FAX等)にて効果的なプロモーション展開を行う必要がありますが、申込受付時点から事前審査(保証依頼)、最終審査、契約手続、融資実行、実行後管理全般までの行程については、すべてを集中センターでの運用を前提とした業務プロセスを体系化することです。

その際に検討すべきポイントを体系化したものが、図です。これまでの金融機関の集中化は、融資を実行した後の管理業務i特に延滞督促や保証会社への代弁請求手続までの範囲を想定しているケースが多かったのですが、受付の確認から以降の業務をすべて集中することで事務効率化によるコスト削減と事務処理リスクの軽減が可能となるのです。定形化された商品であれば、要件の確認や審査事務、保証依頼の内容、融資実行、保全措置等については一律同様な手続を行うため、当該業務を多数の営業現場に分散しておく必要はなく、無理なく集中化することができます。これまでは、担当者に住宅ローン業務を経験させるという「人的スキルアップ」という意味から、セールス活動、要件確認、審査方法、契約手続、融資実行という行程を営業店現場で行っていたケースが多かったと思います。

ただし、本来は、取り扱う商品の内容を正確に理解し、お客さまに提供できる商品や融資条件は何か最適なのかを判断し、かつ、お客さまに正しく正確に説明できる「営業力」を身につけることを最優先にすべきであると考えます。お客さまの実情にあった商品や条件を選択することは、融資審査をするにあたって必要な知識が身につきます。また、融資対象となる物件なのか否か、その際に確認すべきポイントは何かを事前に理解することは、契約手続や融資実行に必要となる知識が身につぐはずです。つまり、セールス活動から申込受付までに行うべき事務を正確に実行できる知識を習得できれば「住宅ローン業務」の大半は理解できることになるのです。